シャーロック・ホームズ検定 [映画、TV]
自宅の近くにあるグランベリーモール(海外ブランドのアウトレットストアーが立ち並ぶ街)にあるシネマコンプレックス「109シネマズ 」に「シャーロックホームズ」を観に行きました。
シャーロックホームズはイギリスの作家コナン・ドイルの創作した世界的名探偵で、名探偵の代名詞的存在といわれていて誰でも名前だけは知っていると思います。映画は、19世紀後半から世界中で有名な小説「シャーロックホームズの冒険」をもとに今風に味付けされたもので、とてもダイナミックなアクションエンターテインメントでした。
また、キャッチコピーでも「ホームズと ワトソン、世界で最も愛されている名コンビが、2010年、アクション・エンターテイメントの大本命としてやって来る!」と宣伝されているように、ホームズの優秀な助手? 相棒、友人のジョン・ワトソン医師とのやり取り、友情もこの映画の見物です。
2時間ちょっと過ぎの映画でしたが、ダイナミックなアクション場面の展開にあっと言う間に見終わってしまいました。 久しぶりに、スカッとするアクションものを観ました。 遊園地にいってジェットコースターに乗ったような気分でした。(同時に、灰色のロンドンの街並やグロテスクな登場物からユニバーサルスタジオのお化け屋敷に言ったような気分でもありました。) たまにこういう楽しみ方も気分がリセットされていいなと思いました。
監督がマドンナの離婚した元夫、ガイ・リッチー なのでどんな映画になっているのかも少し興味がありましたが、とても才能ある人だと見直しました。 それまで、マドンナの夫ということだけで、どんな映画をつくる人かよく知らなかったので。 以前はマドンナの映画を撮ったり、ツアーに一緒に付いていったりしていておしどり夫婦だと思っていたら、離婚してしまったので驚きましたが、離婚してかえって映画創りに集中できたのかも知れませんね??? ガイ.リッチーさん、勝手なこと言ってごめんなさい。
医師ワトソンを演じた俳優、ジュード.ロウはとてもチャーミングで、目で多くを語るとても味のある演技をして主役より光っていました。 後で映画のサイトを見てみたら、これまで数々の賞を獲得していて英国でも最も優れた俳優のひとりということでした。本当に存在感のある素敵な俳優、演技でした。
また、最後に流れていたテーマ音楽の中近東風な旋律が、ストーリーを支配していた事件の密教的な異様さにマッチしていて映画の余韻をうまく残していると感心しました。 以前にフィルムスコアリングを勉強していたこともあるので、ついこういう見方をしてしまう癖が私にはあるみたいですね。
ところで、「シャーロックホームズ検定」というのがたまたまあって、おもしろ半分に受けてみたら、合格したので、その合格証を右のサイドバーに貼付けておきます。 その他、いろいろな検定があったので、http://kenten.jp/kt/show.php?id=839 時間があったら挑戦してみたらおもしろいかも。
「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を観てきました。 [映画、TV]
ワーナーマイカル シネマで「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を観てきました。
悪条件のなかで、自分の目標、理想を失わずに信じる道を貫き通し、最後は勝利という感動物語とともに「のだめ」と「千秋」というカップルの歯車のゆくえがシビアだけどコミカルに演じられていて、テレビでは観れなかったけれど(当時まだ私はアメリカ滞在中だったので、)日本で国民的人気ドラマとして高視聴率をマークしたのも頷けます。
それにしても、千秋を演じた玉木宏さんはこのドラマ、映画のために指揮の猛特訓をしたそうで、その努力には頭が下がるとともに、少しでも音楽的DNAがなければ、無理だったとも思う。案の定、彼は俳優ばかりでなくポップ歌手としても活躍しているようで、少なくとも生まれながらの音楽的素養が土台にあったようです。
どんな分野でもそうかもしれませんが、特に音楽に関しては、音楽の素養があるのは、スケールの差はあれ、音楽的DNAをもって生まれてきたからで、努力だけではだめなのは巷でもよくいわれていることです。 自慢じゃないけど、私は音楽的DNAを装備してこの世に生まれてきたことを感謝しているこの頃です。そして、神様からもらったその使命を生きている間に全うしなければと常に思っています。
4月には、続編である「のだめカンタービレ最終楽章 後編」が公開される予定なので、絶対、また観に行くつもりです。